07.鎌倉で活躍した「文豪」の足跡を辿る
鎌倉駅をスタートして、文学の世界に影響を与えた作家や詩人、文化人等が足跡を残した日本遺産構成文化財登録の寺院を巡ります。境内にはゆかりの碑や花などが残っているので、事前に学習すると新たな発見の旅となるかもしれません。
START:鎌倉駅(東口)


バス停「鎌倉駅東口」乗車
バス停「光明寺」下車

徒歩 1分


光明寺
鎌倉の大きな寺院のひとつに挙げられる光明寺。第四代執権北条経時が開基となった浄土宗の大本山で、天照山蓮華院光明寺といいます。
1495(明応4)年、後土御門天皇によって勅願寺(※1)となり、江戸時代には関東の浄土宗念仏道場の中心となりました。

バス停「光明寺」乗車
バス停「小学校前」下車

徒歩 10分

妙本寺
初代執権北条時政に滅ぼされた比企一族の生き残りである比企能本が、1260(文応元)年に創建したと伝えられています。
境内の祖師堂には、日蓮の生前の姿をうつした三体の像の一つといわれる座像が安置されているほか、蛇苦止堂の蛇苦止明神は、比企の乱で悲劇の入水をした若狭の局の霊が北条政村の娘にとりついて苦しめたのを慰めまつったといわれています。


徒歩 7分

バス停「鎌倉駅東口」乗車
バス停「長谷観音」下車

徒歩 5分


長谷寺
鎌倉では杉本寺に次いで古い寺とされ、736(天平8)年に創建したと伝えられている長谷寺。もともとは新長谷寺といい、奈良の長谷寺を本とし創建年も奈良の長谷寺にならったといわれます。
実際の創建年次は不詳ですが、現存資料中に1264(文永元)年の梵鐘銘があることから13世紀には創立されていたことがわかります。

徒歩 12分

高徳院(鎌倉大仏)
武家政権と民衆の安寧を願ってつくられた金銅の鋳造仏です。つくられた当時の姿をほぼ保っているものの、1252(建長4)年に鋳造が開始されたこと以外は謎につつまれています。
仏像としては鎌倉で唯一の国宝に指定されています。


徒歩 6分
