06.「別荘文化」を今に伝える邸宅と老舗を巡る
鎌倉駅をスタートして、往時の別荘文化の面影を残す洋館や歴史的老舗を巡る日本遺産構成文化財を巡るコースです。現在もレストランや店舗として営業している施設もあるので、食事やお買い物をして当時の雰囲気を楽しむのも醍醐味です。
START:鎌倉駅(東口)


バス停「鎌倉駅東口」乗車
バス停「浄明寺」下車

徒歩 6分


旧華頂宮邸
緑深い衣張山東側、竹の庭で有名な報国寺の奥の宅間ヶ谷にある洋風住宅で、1929(昭和4)年春華頂博信侯爵邸として建てられました。当時から常住の住宅として用いられていたといいますが、華頂夫妻が生活したのは数年のみでした。
その後、たびたび持ち主が変わり1996(平成8)年に鎌倉市が取得しました。

バス停「浄明寺」乗車
バス停「八幡宮」下車

徒歩 3分

湯浅物産館
1897(明治30)年からこの地で貝細工の製造加工・ 卸売店を営んでいた湯浅新三郎が、1936(昭和11)年に新築したものです。
創業時の建物は関東大震災で焼失し、1925(大正14)年に新築されていましたが、それをさらに建て直したものです。


徒歩 10分


古我邸
長谷扇ヶ谷の一つの谷戸全体を敷地として建つ、稀に見る大規模な別荘で、鎌倉文学館、旧華頂宮邸と並ぶ鎌倉三大洋館の一つに数えられます。
1916(大正5)年に、三菱合資会社の専務理事だった荘清次郎の別荘として、約15 年を費やして建てられました。

徒歩 15分

鎌倉彫 寸松堂
白日堂とならぶ鎌倉彫の老舗で、1936(昭和11)年に彫師・佐藤宗岳の店舗兼住宅として、市内の大工西井喜一・正二親子によって建てられました。
特徴的なのは、3階建ての塔に代表される特異な外観です。


徒歩 4分
