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鎌倉のまち

鎌倉の概要

人口約17万人(2024(令和6)年12月1日現在)
世帯数約7.7万世帯(2024(令和6)年12月1日現在)
面積約40㎢(神奈川県全体が約2,400㎢なので、約1/60となります)
観光客数約1,230万人(2023(令和5)年のデータで、発表されたのは2024(令和6)年5月31日です

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駅の数

鎌倉市には、JR、江ノ電、湘南モノレールの3つの路線が走っています。

JR
(3駅)
鎌倉、北鎌倉、大船
江ノ電
(全15駅中9駅)
鎌倉、和田塚、由比ヶ浜、長谷、極楽寺、稲村ヶ崎、七里ヶ浜、鎌倉高校前、腰越
湘南モノレール
(全8駅中6駅)
大船、富士見町、湘南町屋、湘南深沢、西鎌倉、片瀬山

※「江の島」は藤沢市です

鎌倉の歴史

鎌倉五山(かまくらござん)

五山制度とは各寺の格を定めるものです。初めは建長寺・円覚寺・寿福寺・浄智寺などの鎌倉の主な禅刹が五山と呼ばれていましたが、鎌倉幕府が滅びたのちに京都を中心とする順位が定められ、京都の南禅寺、東福寺、建仁寺と鎌倉の建長寺、円覚寺で五山とされた時代もありました。その後、1386(至徳3)年に足利義満が改定し、現在の鎌倉五山・京五山が定められました。
※両五山の上に京都の南禅寺を置く
※「鎌倉五山」は栄西禅師が開いた禅の教え”臨済宗”の寺

第一位 建長寺(けんちょうじ)
第二位 円覚寺(えんがくじ)
第三位 寿福寺(じゅふくじ)
第四位 浄智寺(じょうちじ)
第五位 浄妙寺(じょうみょうじ)

 

鎌倉七切通(かまくらななきりどおし)

鎌倉は三方を山に囲まれ、防御上非常に有利な地形をしていましたが、人や物資の行き来には不便であったため、山の稜線を切り開いて道を作りました。これを切通(きりどおし)と呼びます。切通は鎌倉への出入り口として交通上だけでなく戦略上重要な意味があったため、周辺には有力者の邸宅などが置かれていました。鎌倉とその外を結ぶ切通のうち主なものを「鎌倉七切通(かまくらななきりどおし)」または「鎌倉七口(かまくらななくち)」と呼びます。

名越切通(なごえきりどおし)
朝夷奈切通(あさいなきりどおし)
巨福呂坂(こぶくろざか)
亀ヶ谷坂(かめがやつざか)
仮粧坂(けはいざか)
大仏切通(だいぶつざか)
極楽寺坂切通(ごくらくじきりどおし)

 

鎌倉十橋(かまくらじっきょう)

鎌倉を流れる滑川などに架かる橋の中で、古くから重要な交通路にあった橋や、伝説の伝わる十の橋のことです。江戸時代には鎌倉名数の一つとして観光用に「鎌倉十橋」といわれるようになりましたが、現在は橋としては残っておらず、碑だけが残っているところもあります。

  1. 乱橋(みだればし)
  2. 逆川橋(さかさがわばし・さかがわばし)
  3. 十王堂橋(じゅうおうどうばし)
  4. 琵琶橋(びわばし)
  5. 夷堂橋(えびすどうばし)
  6. 筋違(替)橋(すじかえばし)
  7. 歌ノ橋(うたのはし)
  8. 勝ノ橋(かつのはし)
  9. 針磨橋(はりすりばし)
  10. 裁許橋(さいきょばし)

 

鎌倉十井(かまくらじっせい)

江戸時代、水質に恵まれない鎌倉の土地において、質の良い水が湧き出す井戸は貴重な水源でした。鎌倉十井とは、水質も良く美味で、伝説やいわれが残る鎌倉を代表する十の井戸のことです。江戸時代に鎌倉遊覧が盛んになり、名所旧跡を名数で紹介したのがはじまりと言われています。

  1. 六角ノ井(ろっかくのい)
  2. 棟立ノ井(むなたてのい)
  3. 瓶ノ井(つるべのい)
  4. 甘露ノ井(かんろのい)
  5. 鉄ノ井(くろがねのい)
  6. 扇ノ井(おうぎのい)
  7. 底脱ノ井(そこぬけのい)
  8. 星ノ井(ほしのい)
  9. 泉ノ井(いずみのい)
  10. 銚子ノ井(ちょうしのい)

 

鎌倉五名水(かまくらごめいすい)

江戸時代、水質に恵まれない鎌倉の土地の湧き水の中で、質が良く美味しいとされた清水が湧き出る五つの泉を鎌倉五名水とし、観光名所としました。『新編鎌倉志』には、「鎌倉に五名水あり」として以下の五つの記録がありますが、すでに埋められてしまったものもあります。

  1. 金龍水(きんりゅうすい)
  2. 不老水(ふろうすい)
  3. 銭洗水(ぜにあらいみず)
  4. 日蓮乞水(にちれんこいみず)
  5. 梶原太刀洗水(かじわらたちあらいみず)

 

四大古鐘(よんだいこしょう)

鎌倉時代に鋳造されたと記されている梵鐘は、四大古鐘と呼ばれています。

  1. 建長寺梵鐘(けんちょうじぼんしょう)
  2. 円覚寺梵鐘(えんがくじぼんしょう)
  3. 常楽寺銅鐘(じょうらくじどうしょう)
  4. 長谷寺梵鐘(はせでらぼんしょう)

市内の国宝

種別 件名 所有者
建造物 1 円覚寺舎利殿(えんがくじしゃりでん) 円覚寺
絵画 4 紙本淡彩十便図 池大雅筆/紙本淡彩十宜図 与謝蕪村筆(しほんたんさい じゅうべんずいけのたいがひつ/しほんたんさい じゅうぎず よさぶそんひつ) (財)川端康成記念会
絹本淡彩蘭渓道隆像(けんぽんたんさい らんけいどうりゅうぞう) 建長寺
紙本著色当麻曼荼羅縁起(しほんちゃくしょくたいままんだらえんぎ) 光明寺
紙本墨画凍雲篩雪図 浦上玉堂筆(しほんぼくが とううんしせつず うらがみぎょくどうひつ) (財)川端康成記念会
彫刻 1 銅造阿弥陀如来坐像(どうぞう あみだにょらいざぞう) 高徳院
工芸 6 籬菊螺鈿蒔絵硯箱(まがきにきくらでんまきえすずりばこ) 鶴岡八幡宮
太刀 銘正恒(たち めいまさつね) 鶴岡八幡宮
梵鐘(ぼんしょう) 円覚寺
梵鐘(ぼんしょう) 建長寺
古神宝類<1>(こしんぽうるい) 鶴岡八幡宮
古神宝類<2>(こしんぽうるい) 鶴岡八幡宮
書跡 3 大覚禅師墨蹟 法語規則(だいかくぜんじぼくせき ほうごきそく) 建長寺
清拙正澄墨蹟 遺偈(せいせつしょうちょうぼくせき ゆいげ) (財)常盤山文
馮子振墨蹟 画跋(ふうししんぼくせき がばつ) (財)常盤山文庫
                                                                                                                                                                                                        

 

そのほか

やぐら
供養塔を立てたり、骨を納めるためにつくられた墳墓(ふんぼ)で、鎌倉市内には1000基を超えるやぐらがあるといわれています(埋もれているものを含むと2000基超)。
 

和賀江嶋(わがえじま・わかえのしま)
現存する日本で一番古い築港遺跡です。
 

●杉本寺
鎌倉で一番古い寺です(創建734年・天平6年)。
 

甘縄神明神社
鎌倉で一番古い神社とされています(創建708~715年・和銅年間)。
 

 

 

鎌倉の数値

段葛(だんかずら)の距離

二ノ鳥居~三ノ鳥居まで約500m

 

若宮大路(わかみやおおじ)の距離

鶴岡八幡宮~由比ヶ浜まで約1.8㎞

 

神社仏閣の数

神社41 寺院120
資料:ホームページ「神奈川県知事所轄の宗教法人」※令和5年(2023年)1月1日現在

 

鎌倉大仏の大きさ

台座含む 高さ13.35m/重さ121t/螺髪(らほつ)数656個
※わらじ 長さ約1.8m/重さ片足約45㎏
※奈良東大寺大仏 高さ18.03m/重さ250t/螺髪(らほつ)数492個

 

大船観音の大きさ

高さ25.39m/重さ1915t

 

長谷観音の大きさ

高さ9.18m

 

公益社団法人鎌倉市観光協会調べ

 

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